丹波市　更年期障害　整体院ハルクラ

【質問】

 

年齢的なものなのか更年期が関係しているのか、
とにかく身体が重くだるいと感じることが多くなりました。

 

特に今年に入ってからは栄養剤を飲んでも効果を感じないくらい、
朝からだるさを感じます。

 

更年期と自律神経の乱れが関係しているのか、
例えばマッサージやツボ治療のようなもので改善するのか、
自宅でのケア方法などを知りたいです。

 

【回答】

 

質問ありがとうございます。
身体のだるさや重さを感じる症状は、更年期と自律神経の乱れに関連している可能性が高いです。

 

更年期と自律神経の関係
更年期には女性ホルモンの急激な減少により、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
これは視床下部（自律神経をコントロールする脳の一部）が女性ホルモンの影響を受けるためです。
自律神経の乱れは、だるさや倦怠感などの症状を引き起こす原因となります。

これらの症状改善のために、いくつかの方法をご紹介します。

 

 

自宅でのケア方法

 

ツボ押し
・三陰交（さんいんこう）：内くるぶしの上指4本分、スネの骨の際にあり、女性ホルモンの分泌を調整する効果があるといわれています。
・太衝（たいしょう）：足の親指と人差し指の骨の付け根の間にあり、のぼせた気を落ち着かせる効果があるといわれています。
・百会（ひゃくえ）：両耳をつないだ線上、頭のてっぺんにあるツボで、副交感神経を高めて自律神経を整える働きがあるといわれています。
・合谷（ごうこく）手の甲側、親指と人差し指の付け根にあるツボで、気や血を充実させる効果があるといわれています。

 

生活習慣の改善
・バランスの取れた食事を心がけましょう。
・適度な有酸素運動を取り入れることで、自律神経のバランスを整えることができます。
・起床後に自然光を浴びることで体内時計が整い、自律神経のバランスが取りやすくなります。

 

リラックス法
・アロマセラピーを取り入れると、リラックス効果が得られます。
・深呼吸や軽いストレッチも効果的です。体のだるさがあるので、無理のない範囲でのストレッチや腹式呼吸を行いましょう。
　特に、肩や背中、腰回りの筋肉をほぐす動きは、全身の血流を良くして自律神経にも良い影響を与えます。
・ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのも、リラックス効果と血流改善に効果的です。

 

 

これらを日々の習慣に取り入れ、継続することで少しずつだるさが和らぐことが期待できます。
症状が長引く場合や日常生活に支障をきたす場合は、専門家への相談をおすすめします。
ご自身の体調に合わせて、無理のない範囲で取り入れてみてください。