体がだるくなったりする好転反応が生じることがあると聞きましたが・・
2023/02/05
57歳女性 自営業の方からの質問
接骨院や整体院で施術を受けた後に、一時的に患部の痛みが増したり、 体がだるくなったりする好転反応が生じることがあると聞きましたが、 これはほとんどの場合に起きるのでしょうか?
私はこれまで漢方薬を飲んで好転反応が起きたことはあるのですが、 整体では経験したことがありません。
好転反応があった方が施術が効いているということですか?
また、好転反応と揉み返しや症状の悪化との区別の仕方があったら教えてください。
回答
質問ありがとうございます。
施術後の好転反応はほとんどの場合に起きるというものではなく、起きる場合もあるということです。
好転反応がある方が施術が効いているということではありません。
当院の場合10人に1人あるかどうかという感じで、重症の方ほど出やすい傾向にあるようです。
好転反応について少し説明をしておきます。
好転反応は施術という刺激を受けて身体が反応し、痛みや不調のある異常な状態のバランスから
正常なバランスへの変化の現れで「調整反応」とも呼ばれています。
好転反応は諸説ありますが、大きく3つの反応に分けることができます。
「弛緩反応」「過敏反応」「排泄反応」です。
「弛緩反応」はだるい、眠いなどの反応のことで、施術により血流が良くなったことで起こります。
悪い姿勢から良い姿勢に体が慣れるまで、今まで痛みのなかった部位が多少痛むこともあります。
「過敏反応」は便秘や下痢をしたり、痛みが強くなったりする反応です。
今まで動かさなかった部分は動くことで起き、慢性化していた症状が好転するときに現れやすいと言われています。
「排泄反応」は調整が進み、身体の恒常性の維持が正常になり始めたときに起きる反応です。
体内の老廃物や毒素を汗、尿、便、肌の吹き出物などとして体外に出されます。
好転反応は、今までの身体の不調を整える反応なので、
症状の重い方、症状が慢性化している方、
薬を飲んでいる方や偏った食事をしている方
に出やすいと言われています。
期間や反応が起きるタイミングはかなり個人差があります。
一般的には初めて施術を受けた翌日が多く、2〜3日後には収まる方がほとんどです。
好転反応が出ているときは、不調を調節し回復するための身体の反応です。
回復にはリラックスして休息を取ることが大切で、無理をせず身体を休めて下さい。
症状の悪化との区別については日数の経過を参考にしてください。
今までにない突然の変化に驚かれ、不安に感じることもあるかもしれませんが、これは身体が治癒していくためのステップです。
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