丹波市　整体　腰痛｜整体院ハルクラ

【質問】

 

股関節痛と腰痛に悩んでおり、長時間座っていると左足がしびれてしまい、
飛行機での移動が特に大変です。
最近では膝の痛みも出てきておりますが、良くなる可能性はあるでしょうか？

 

【回答】

 

質問ありがとうございます。
股関節痛、腰痛、左足のしびれ、さらに膝の痛みがあるということから、
これらの症状は関連している可能性もありますが、適切な対策を取ることで
改善する可能性は十分にあります。
ただし、骨の変形がある場合は骨自体は元には戻りません。
以下に、考えられる原因と対応策を説明します。

 

考えられる原因

 

　腰椎由来の神経圧迫
　　長時間の座位で足のしびれが起こる場合、腰椎や仙椎の神経が圧迫されている可能性があります。

 

原因例: 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など。

 

筋肉の緊張や筋膜の問題
腰や股関節周囲の筋肉の緊張により、神経が圧迫されてしびれが生じる場合があります。

 

関節の変性や姿勢の問題
変形性股関節症や変形性膝関節症の場合、腰や膝への負担が増え、痛みやしびれが広がることがあります。

 

膝の痛みの二次的影響
股関節や腰痛がある場合、体のバランスが崩れて膝に負担がかかり、痛みが生じることがあります。

 

 

改善の可能性と施術・対策

 

1. 整体の施術による改善

 

骨盤や股関節の調整
　骨盤の歪みを整えることで、股関節や膝への負担を軽減します。

 

筋膜リリース
　筋膜の緊張を緩め、神経や血流の圧迫を改善します。
　特に腰や臀部の筋膜が硬くなると、しびれや痛みが悪化するため、重点的にアプローチします。

 

神経モビリゼーション
　神経の動きをスムーズにする施術で、しびれの軽減を目指します。

 

 

2. 自宅でのセルフケア

 

ストレッチ
　1日数分でできる簡単なストレッチをしましょう。

 

腰回りの温熱療法
　お風呂やホットパックで筋肉を温め、血流を促します。

 

座り方の改善
　長時間座る際はクッションやサポートを使い、骨盤を立てた状態で座るように心がけます。

 

 

3. 飛行機移動時の対策

 

適度に立ち上がる
　長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回は立ち上がって軽く歩くようにします。

 

サポートアイテムの使用
　骨盤クッションなどを使って姿勢をサポートする。

 

 

4. 必要な医療的評価

 

整体での施術に加えて、次のような検査が必要になる場合があります：
レントゲンやMRIで骨や椎間板の状態を確認し、神経圧迫の有無をチェックします。
また、股関節や膝の変性も確認し、進行度に応じた治療を行うことが必要です。

 

 

おわりに

 

適切な施術と日常生活の工夫を組み合わせることで、症状の改善が期待できます。
特に、痛みの原因を特定し、それに基づいた対策を行うことが重要です。
整体と医療機関のサポートを併用しながら、無理のない範囲で身体を動かす習慣をつけていきましょう。