腰痛やひざの関節痛を治す良い方法はありますか？

48歳男性　会社員の方からの質問です。

 

メディアで「椅子に座っている時間帯が長いと、腰痛や首の痛みは発生しやすい」と、
よく報道されていますが、本当ですか？

 

実は、私は40代後半の年齢になってから、頻繁に腰痛が生じたり、
膝の関節痛に悩まされます。
ふだんの私は、椅子に座っている時間が長いです。

 

平日は1日10時間以上、椅子に座っています。
私の場合、腰痛やひざの関節痛を治す良い方法はありますか？

 

回答

 

質問ありがとうございます。

 

人間は骨盤が前傾や後傾をすることで、正常の場合と比べると膝や腰への負担が大きく違ってきます。
椅子に座った場合、骨盤が後傾した状態になります。
これが長時間続くと筋肉も固くなり、立ち上がるときに膝裏の筋肉が伸びにくく、膝に負担がかかります。

 

さらに、立った状態の時にも骨盤が後傾し、膝や腰への負担から膝痛、腰痛が起こってきます。
今回の場合、日常の繰り返しから痛みが出ていると考えられます。

 

人間の場合は３０分に１回は立ち上がる必要があります。
したがって、３０分に１回は立ち上がって少し身体を動かしましょう。

 

仕事に集中しているとついつい時間を忘れてしまいがちなので、アラームを設定しておくなどの工夫をして取り組んでみてください。
そして、時間のある時に骨盤の後傾を解消するような体操などをしてください。

 

整体院で施術を受け、セルフケアの体操を教えてもらうのが早道だと思います。
長年の仕事の積み重ねから起こった慢性化の状態だと思いますので、早めの来院をおすすめします。